睡眠ポリグラフ検査について
睡眠時無呼吸症候群であるかどうかを調べる検査を、「睡眠ポリグラフ検査」といいます。
睡眠時無呼吸症候群の検査は、夜、寝ている時に行わないといけません。かつては、検査の装置も大きく、付けるのも難しかったため、入院して行っておりました。
しかし、ご自宅でも取扱い可能な検査機器が登場し、ご自宅で検査が可能となりました。
しかし、ご自宅でも取扱い可能な検査機器が登場し、ご自宅で検査が可能となりました。
この結果、病院まで行って入院する必要もありませんし、普段の睡眠の様子がわかるため、簡便で非常に有用な検査方法です。
睡眠時無呼吸症候群を疑った場合、当院では簡易の検査を行います。
睡眠時無呼吸症候群を疑った場合、当院では簡易の検査を行います。
簡易検査は、指に酸素の値を測るセンサー、鼻に呼吸の回数を測るセンサー、手首に機械の本体を付けて、自宅で一晩寝ていただきます。
この機械を装着して寝ることで、寝ている間にどれくらい呼吸が止まっていて、血中酸素の濃度が低下しているかが把握できます。
この機械を装着して寝ることで、寝ている間にどれくらい呼吸が止まっていて、血中酸素の濃度が低下しているかが把握できます。
また、寝返りをうった時の無呼吸の状態や、脈拍数なども把握できます。
一時間あたりの、無呼吸の回数を「AHI」や「RDI」と言います。
一時間あたりの、無呼吸の回数を「AHI」や「RDI」と言います。
RDIの値が40以上であれば、それだけでCPAP治療を保険適応で行うことができます。
さらに詳しい検査が必要な場合は病院で入院して実施することになります。
さらに詳しい検査が必要な場合は病院で入院して実施することになります。